元ボクサーがトレーナーから理学療法士になりました日記

適当に更新する予定です。飽きたらごめんなさい。

格闘家批判

最近、SNSで格闘家の方に対する批判的な書き込みをみかけました。

 

「~してる暇があったら練習しろ」とか、「格闘技をなめるな」みたいなことが書かれていました。

 

最近は、あまり見かけることも少なくなりましたが、野球でも野次というものがありましたね。

 

どういう立場で、どういうつもりで発言しているのかはわかりませんが、飲み屋でおじさん達同士で個人の感想を話し合っているのと、SNSの格闘家の個人ページに書き込むのでは意味合いが違うと思います。

 

また、「~してるのが、格闘家として正しい(間違ってる)」や「~選手はこうあって欲しい(欲しくない)」みたいな価値観を持っている一個人が、そうじゃない格闘家を批判しているのかなと思います。

 

けど、その格闘家が普段何をしているのか、どう考えているのかを知らずに批判していることが多いのかもしれません。

 

批判の目的も、応援したい気持ちから、悪口を言いたいだけ、目立ちたい等々、色々あるのかもしれません。

 

仮に選手が負けたとして、「~なんかしてるから負けたんだ」なんて言い始める人もいるのかもしれません。(たくさんの時間の中の一部だけ見て、そんなことはわかりませんよね)

 

「選手 ー 客」の正しい関係がどういうものかはわかりませんが、有名であろうが無名であろうが、一個人の人生についてネガティブな影響しかなさそうな口出しは出来るだけ避けたいですね。

 

例えば、営業の仕事をしてる人が夏に海に行って、「海になんか行ってるから契約がとれないんだ」とか、学校の先生が休みの日にゲームセンターに遊びに行って、「ゲームセンターに行ってるなんて教師の仕事をなめてる」とは、ならないんじゃないかと思います。

 

仮にそういう価値観だったとしても、「個人の思いや感想を言う場」と「相手に必要と思われる指摘をする場」を考える必要はあるかもしれませんね。

 

誰に、何を、いつ、どこで、言うべきか、言わないべきかを考えることは、色々な場面で大切なことだと思います。

 

僕も気をつけたいと思います。